この数値は3年程前、米国AOLから流出した検索キーワードログから分かった、検索結果ランク1位が獲得するクリック数のシェアを指しています。
ちなみに2位以下は...
2位...11.94%、3位...8.47%、4位...6.05% ・・・
「○○というキーワードで検索1位になりたい!」と言う方、本当に多く見かけます。
確かにそれは正論です。このデータが正しいとすれば、検索結果2位から1位になることで、セッション数(来訪者)が4倍近くになるのですから。
「じゃぁ、とにかく自社サイトが検索結果1位になる事だけを目的に、サイト運営すれいいんじゃないの?」そんなご意見には...
「いいえ、検索結果1位にする事を目的にしては失敗します!」と、当社はSEO対策会社では無いので、世論を気にせずはっきりと声を大にしてお応えしています。
一番大切で追求すべき事は「自社サイトが本当に見込み客にとって分かりやすいサイト、利便性を感じてもらえるか」です。
もし検索結果1位になって、多くの方がそこに辿りついたとしても、自分の目的と違う、使いにくければお客は黙って去っていきます。
リアルの世界に例えれば、いくら集客力がある駅前にケーキ屋を出店しても、商品力、生産能力、スタッフマナー低ければ、お客様は商品を見るだけで、素通りしてしまうでしょう。
本当の目的は、ターゲットのお客様に商品を販売することです。「あそこのケーキおいしいね」と言ってもらう事なのです。
ケーキ屋さんであれば、お客様が好む美味しいケーキを作る、店の陳列を分かりやすくする、スムーズな配送方法、集金方法を確立する事が大事なわけです。
この必要な要素を、うまくサイトで表現することを忘れないように。
検索1位になる事だけに、目を奪われてはいけません。駅前の一等地に出店する前に、足場を固めることに注力しましょう。
担当:上原