COLUMN

レンタルビジネスに新たな商機を見た!

今回ご紹介するのは、私が最も得意とする「レンタル市場」です。世の中は今、「モノが売れない時代」です。私が考えるには、今までの大量生産&販売、売れなければセールで処分...、ブランド志向という経済活動に、みんな疲弊しちゃったのではないでしょうか。(そう思うのは私だけ?)

「毎日使わないけど、今だけ欲しい」といった高額品は「買う」から「借りる」時代にシフトしています。いくつか、今成功している面白い「レンタルビジネス」をご紹介しましょう。


○高級ブランドバックレンタル「Cariru(カリル)」
 人気のヴィトンのバックも5日間4,650円

○ブランドバック定額制レンタルサービス 「ORB(オーブ)
 1週間2,800円?/1ヶ月9,800円?期間中は好きなバックを借り換えし放題

○人気に一眼レフを試したい、お子さんの成長記録にビデオが必要な時便利 「THE RENTAL CAMERA SHOP」
 
○年末年始の里帰り、急な来客で今だけ布団が必要な時に便利 「山下寝具株式会社
 

実は、あの"ふんどし"でさえ、江戸時代には貸し借りがあたり前だっと言います。江戸の男は祭りの季節や、吉原に遊びに行く時など"ここ一番"という時は、「損料屋」と呼ばれる江戸時代のレンタルショップに走ったそうです。

そもそも、今この「借りる」という消費者動向は、不景気のあおりだと思われがちですが、実は違うのです。今はもう、モノを所有することに、昔ほど魅力を感じなくなってしまったのです。

自分がこだわるものは購入、それ以外はレンタルでOK、という意識が根付きつつあります。その証拠に、車を欲しがらない若者達、車の時間貸しサービス「カーシェアリング」の流行など、時代の象徴では無いでしょうか。

これからは「他人のふんどしで○○して、恥ずかしくないのか!」なんて、言ってたら、時代に取り残されてしまいますよ。


担当:鈴木