COLUMN

多言語の世界コミュニティ・ワールドジャンパーが熱い!

少し前になりますが、3月4日ANAインターコンチネンタルホテルで行われたドリームゲート主催、起業家のビジネスプランコンテスト「大挑戦者祭2010」ファイナルの見学に行って参りました。

実はこの大会、2007年にもセミファイナル、ファイナルと見学し、私自身「自分も起業したい!」と志を決めた、おもひでイベントなんです。

中でも一番目を引いたのが、多言語コミュニケーションを強みとした「ワールドジャンパー.net」という多言語サイト。このサービスを展開している八楽株式会社の坂西氏の、本場アメリカ仕込みの完璧なプレゼンには、正直度肝を抜かれちゃいました。

このサービス、要するに無料で世界中のユーザー同士が、母国語コミュニケーションを楽しめちゃうものなんです。なんと、英語、日本語、アラビア語など11言語に対応する自動翻訳機能がついているとのこと。

実際にサイト上で、日本語で書いた文章が、即、英語へ切り替わると会場からも驚きの声が上がった。さらに、翻訳した言葉を再度母国語へ折り返し翻訳し、自分が書いた言葉が異言語で正しく表現できているかを確認、そしてそれを学習するという画期的な機能がこのサービスの強み。

「言語の壁を超えて世界の人と話したい!」そんな世界中の人のニーズに応えるため、翻訳の質を売りにするのではなく、翻訳ミスも含めてその異文化コミュニケーション自体を楽しんでもらおうというコンセプトらしい。

このサイトでは、日本の強みである、アニメ、マンガコンテンツを中心に、世界の人達と日々、やりとりが行われているようだ。今後、アニメ関連グッズの販売で利益を出すそうです。

面白そうだと思った方、是非一度試してみて下さい。


担当:鈴木