COLUMN

『次に来る?新世代ソーシャルサービス「foursquare」って何だ?』

今年に入って「Twitterの次にヒットする!」と言われている、新ソーシャルサービス「foursquare(フォースクエア)」って、ご存じでしょうか?
ちょうど先月、開始2年でユーザー数1000万人達成した、人気上昇中のソーシャルサービスなんです。

foursquareは米国のfoursquare Labs社が運営する、スマートフォンのGPS機能を使った位置情報SNSです。店や駅など、自分がいる場所でこのアプリを起動してボタンを押す(チェックインする)と、自分の場所がネット上に登録され、友人に公開されるという仕組み。

foursquareを、仲の良い友人と共に使っていると「彼はこんな店に行っているんだな」という行動が逐一共有できます。また、同じ場所に何度もチェックインすると、その場所に最も頻繁に訪れたユーザーとして「メイヤー」(市長?)という称号が与えられます。

そんな優越感に浸れるゲームでもあります。 で、ここからが本題です。実はこの仕組みを利用して、現在全世界で約50万のブランドおよび企業が、Foursquareユーザーと繋がり来客のプロモーションに利用し始めているんです!

最先端の米国では、スターバックスやマクドナルド、ギャップなどで「店でfoursquareにチェックインすると、その店のメニューが割引になる」などといった割引・無料クーポンサービスの取り組みが始まっています。 クーポンはその店の近くにいるユーザーだけに配布される。そのため普通のクーポンよりも、販促効果が高まるとみられる、という考え方なんです。

ということで、日本ではどんなfoursquareのキャンペーンがあるか、早速 調べてみました。

1)高級ウイスキーのシーバスリーガルのキャンペーン。 キャンペーンが定める都内85ヵ所のスポットにチェックインするとポイントがゲットでき、85ポイントを貯めるとプレゼントと交換できます。

2)ドスパラ こちらはPCの買取、販売を行うドスパラのキャンペーン。店舗内でチェックインを行うと店舗に応じ、パーツのプレゼント、買取査定額アップなどのサービスを受けることができるようです。

3)ドミノピザ 「check-in GP」参加者は期間中にドミノピザ店舗にチェックインした数を競い合います。優勝者には10万円分のドミノピザ商品券が贈られます。なお、参加者は全員5%オフのクーポンがゲットできます。

日本でも飲食店や店舗における、新しいプロモーションとして流行りそうな気配を感じます。企業のプロモーションも、SNSを通した活動へと一段と加速することは間違いないでしょう。

 

担当:鈴木