先日、facebookの公式発表で、日本のユーザー数が500万人に達したらしいですね。ちなみに国内最大のSNSであるmixiは1500万人。
facebookは驚くべきスピードで延びています。しかし、日本ではアメリカやその他アジア諸外国と比べ、実名登録だからなかなか受け入れずづらい、という事もよく耳にします。
ちょうど一年前、こんなレポートも書いてました。
「Facebookは日本でもブレイクするのかレポート」(2010.09.27)
あれから約一年。実際のところ、まだfacebookはmixiを逆転してはいない。ではなぜ日本ではfacebookという実名登録のSNSが受け入れづらいのか?その疑問について、真剣に考えてみた。
そもそも日本人は、つきあう相手によって自分の個性を変えたり、アイデンティティを調整していることが、原因ではないだろうか。
例えば、会社の顔(上司、部下、取引先)、家庭の顔、同級生との付き合いの顔、地域社会での顔、といろんな顔を使い分けていませんか。
私自身、実際に一年前からfacebookを実名でやっておりますが、ここ最近困ることがたまにあります。
それは、実名がゆえに「この発言をすればAさん達にはウケるだろうが、Bさんが見たら気分を悪くするかもしれないなぁ...。」だったら、発言自体やめておこう、といった感じになります。
これが実名でなければ、けっこう言いたいことが、言えてしまいますから実名と素顔を出すと、発言も慎重になり顔の使い分けができないわけです。まぁ、それがfacebookのいいところなんですが...。