最近「クラウド」って言葉よく耳にしますね。今、利用者が増えている「クラウドサーバー」(クラウドコンピューティング)についてまとめてみました。
私達は日頃、Webやメール、データストレージでサーバーを利用していますね。ところで最近流行の「クラウドサーバー」って、一体今までのサーバーと何が、どう違うのでしょうか。
「クラウドサーバー」について、ものすごく簡単に説明してみますと、1台のコンピュータをあたかも、複数台のコンピューターで利用しているかの様に、仮装化して使う技術・サービスになります。ユーザーが自分でOSなどを含め、システム導入・構築できてしまいます。
「クラウドサーバー」をオフィスビルに例えますと、今まであったフロアの壁を全部取っ払って、自分達で必要なスペースだけを間仕切りし、各自好きな用途に使える。そして、場所の広さと使った時間だけの家賃を支払うことができる。そしていつでも、拡張、縮小が可能という便利な使い方が出来る、といった感じでしょうか。うーん、便利ですよね。
以下、クラウドサーバーのメリットについてまとめてみました。
1)迅速、スムーズなスタートが可能
導入時のサーバ構築などの、時間的な節約が可能になります。
通常のサーバーと違い、ハードウェアの設置、OSインストール、データーベース構築などが不要になります。
2)利用した分だけの支払い、従量課金だから低料金
サーバ費用は基本的に使った分だけ課金されます。あらかじめ大規模なリソースを用意する必要がなく、金銭的に無駄な費用が発生しません。
3)稼働後、プラン、オプションの変更が容易に行えます。稼働後でもプランの変更や、オプションの追加が簡単に行えます。その時々の利用状況に合わせた形で利用することができるのもメリットとなります。
訪問者数の増減が激しいキャンペーンサイトや、動画コンテンツ、サーバー負荷のかかるWebサービスに適していると思いますね。