あ、さてー。
真面目な話が大嫌いなきたむらですが、たまには真面目風な何かを書いてみようかなと思うわけ。
とはいえ最終的に何が言いたいのかというのを最後まで保って書けたら自分で自分を褒めてしまいたくなるくらいあっちこっちへととっちらかる脳ミソ搭載なので果たしてどこまでやれるものか。
やれるのか!!??
という事で本題に入る。
さて、以前から職業としてはあるものの、中々食えないから人口の増えない「Webライター」。
オールアバウトにも在宅でWebライターになるには?的なものまであがっている。
ALL About 「在宅ワーク WEBライターになるには」
これほどWebサイトが一般化し、今では無くてはならないWebサイトなのに、なぜWebライターという職業があまり日の目を見ないのか?
実は職業としてよりもその使われ方に問題がある。
これまでのWebライターと言えば、ニュースやネタ記事などのいわゆるライター業に特化した仕事がほとんどであった。
この記事に対する執筆費用は、1記事100円程度から、高くても2000円ほどというふざけた金額にしかならない。
確かに、ライターなら在宅でもいいし、本を執筆出来るほどのスキルじゃなくてもやれない事はない。
そのためか、殆どが副業や主婦層などによるアルバイト程度の仕事になっているのは言うまでもない。
なぜ安いのか?
ライター業は直接の売上に繋がらない可能性が高く(実際には全く繋がらないわけではないのだが)ライターによる利益が、目に見えにくい事が安い報酬になりやすい原因ではないのだろうか。
例えば、Webデザイナーという職業も利益直結型とは言えない。
なぜならばWebサイトのデザインがカッコいいとかカワイイという理由だけで、モノが売れたりサービスが拡がるという物でもないからだ。
Webサイトに並ぶ商品やサービスの質とデザインがうまく融合して、始めてその真価を発揮するのは、制作業ならば誰でも知っている既知の事実である。
だが、Webデザイナーという職業はちゃんと仕事になっているのはなぜか?
それは制作に必要な過程を担っているからだ。
Webサイトは突き詰めてしまえば読み物としてのテキストか、テレビの様な映像があれば事足りてしまう。
しかし、それでは余りにコンテンツとして寂しくつまらないものになってしまう。
そこでWebサイトをより見やすくしたり、派手な演出で目を引くための装飾としてのデザインが必要になってきたわけである。
ここ数年でこのWebデザイナーという職業は洗練されUI(ユーザーインターフェース)デザインなるものにまで昇華された。
これを例に捉えると実はWebライターも使われ方、使い方によっては非常に有力な戦力として見ることが出来る。
例えば、多くのWebデザイナーは絵描きであって編集者ではない。
材料やテーマを与えられ、それに近しいイメージの絵を描くのがWebデザイナーである。
Webサイトとは、商品やサービス、デザイン、プログラム、文章、写真、動画など、様々な要素が組み合わさり一つのコンテンツとして成立している。
この制作に必須な要素として文章が組み込まれているにも関わらず、Webライターの仕事といえば、精々商品の解説やレビュー程度に留まっているのだ。
本来であれば、Webサイトの中心となるべき本文や、キャッチコピーなどにも使われるべき仕事なのだが、ここは素人同然のクライアントが用意したり制作会社のディレクターが考えたりしているのが現状である。
近年良く目にするBuzz戦略においてはこのライティングに重点がおかれており、社内にライティング能力の秀でた人材がいる場合にはライターとしての役目を担う場合がある。
とは言うものの、あらゆる場所にライティング能力の秀でた人材が存在するわけではない。
こう言った場合に活躍するのがWebライターという職業なのではないだろうか?
特に差別化の難しいビジネスモデルや商品においての説明文、売り文句は非常に重要な要素であり、たった一言で問合せや購入に至るケースは多いのだ。
似通ったサービスや商品が多く出回っているWeb上では、いかにこのライティングという技術が重要であるかを見直し、積極的にWebライターという人材を活用する事で、サービスや商品の訴求力を高める事が可能になっていくという事を知っておく必要がある。
そしてWebライターとしてのスキルも今後は見直される必要が出てくる。
単に魅力的な紹介文を書けるだけでは十分とは言えない。
Webサイトは何もしなくても人が訪問するモノではない。
どこからどんな方法で何の目的を持ってサイトにアクセスされるのかを把握した上で文章を考え構成する必要がある。
例えば、既に商品を知っているユーザーと知らないユーザーでは目的なるものが違ってくるからだ。
検索エンジン経由で来たのか、口コミ経由で来たのか、または広告や店頭などのお知らせにより訪れるのかで違わなければならない。
検索エンジン、ソーシャルメディア、ダイレクトアクセス、広告などと様々なアクセス方法が存在する昨今では訪れた結果に伴ったWebライティングを施すのではない。
あらかじめ訪問方法を予測し、それに対して事前に網を張っておかなければ限られたアクセス数に対して効果の高いサイトを提示する事は難しいのではないのだろうか?
Webライターはこういった環境も考慮した上で複数のパターンを構成することをしなければならない。
最早、Webサイトは素人の文章だけで売れるほど甘い世界ではない。
何を誰にどうやって売りたいか。これらを全て理解した上で文言を書けるWebライターは、今後需要が大きく高まって行き、実績のあるWebライターは、それなりの金額を報酬として得る事の出来る可能性が高い職業となるのは間違いないのである。
とまあ長々と小難しいやらそうでもないやらの文章をダラダラと書いてみたわけですが、そんな私はすっかり暖かくなって露出の高まった女子の生脚を眺めながらこの記事を書いていたわけです。
では、んじゃまったなー!