最近「オムニチャネル」という新しいマーケティング、消費行動の流れが来ていますね。
日本で言えば、ABCマートやヨドバシカメラなど、店舗に在庫のない商品(在る物ふくめて)を、その場でネット注文、自宅へ届けるといった販売手法もその一つでしょう。
ちなみにお隣韓国では、国際的にスーパーマーケットを展開するイギリスTESCOグループのホームプラスが、2011年ころから面白い販売方法を行っていますね。
TESCOは課題として「店舗数を増やすことなく売上を上げる方法はないのだろうか?」考えた結果、韓国の地下鉄のホームの壁をスーパーマーケットで売られている商品の写真でいっぱいにしたのです。
バーチャルのお店を作り出すことで、まるで本当にスーパーに来ているような感覚になります。
そして、商品の写真1つ1つにQRコードをつけて携帯電話で読み取ることで、その場で商品を買うことが可能になっているのです。オンラインでの購入が済んだ後は、自宅に帰ってから商品が届くという仕組み。
韓国といえばスーパーハードに働くお国柄、ビジネスマンの時間節約とお買い物を組み合わせた販売手法だと言えますね。