COLUMN

通常の3倍仕事が速くなる思考術

どうも。リアルアイディの適当冒険野郎マクガイバーこと、きたむらだ。
今回のネタはこちら!
「通常の3倍のスピードで仕事ができます!」


だ。
そう、要するに貴様をあの赤い彗星のシャアの如く性能にアップさせてやろうじゃないか。
という事だ。
だが勘違いするなよ、これをマスターしたからといって通常の3倍以上の性能が発揮できるのはあくまでニュータイプだけの話しだ。
そうでない者には精々2倍くらいが関の山だろう事は忘れては困るな。
なぜって?
「坊やだからさ。」
では、これよりニュータイプになる為の訓練を開始する。
全員心してかかるように!
訓練その1
いいかおまえら。
仕事というのは概ね次のふたつの思考パターンに分ける事が可能だ。
それはだな。
・ルーティーンワーク

・クリエイティブワーク
だ。
世の中の仕事の大半はこの二つから構成されている。
まずはルーティーンワークについて解説しよう。
ルーティーンとは即ち、繰り返しやってくる同じような仕事のことを指す。
例えば、営業日報やら定型的なメールの作成、報告業務、確認業務などの余り脳を働かせなくてもこなせる事が可能な仕事、というより作業と言えるようなものだ。
これは着いている職によって各々違うのでどれがルーティーンなのかは各自の判断が必要だな。
ちなみに、どれもフルに頭を使わないとこなせないのなら残念ながら貴様とはここでお別れという事になる。
次はクリエイティブワークについてだ。
クリエイティブ、即ち頭を多く使わなければならない仕事の類を指す。
クリエイティブだからといってデザインやアーティストの類いだけをクリエイティブワークとは呼ばないぞ、脳を多く使う仕事には難しい計算や企画立案、経営戦略、経営企画や営業手法などもクリエイティブワークの一つだぞ。
まずはこのルーティンワークとクリエイティブワークを自分の仕事や日常生活に当てはめて何がルーティンで何がクリエイティブなのかを知る必要があるな。
各々の業種や仕事内容に応じて変わってくるから良く考えてみてくれ。
訓練その2
各自何がルーティンで何がクリエイティブかが何と無く見えてきたらそれを体というか脳が対応できるような環境を作る必要があるぞ。
そうしないと折角の訓練が無駄になるからな。
そこで、次の訓練は頭を切り替えるスイッチングだ。
実はここが最も重要なポイントになるぞ。
まずはスイッチングを行う為の切り替えスイッチを体に覚えさせるのがニュータイプへの近道だと知れ。
最初の訓練で解説したルーティンワークとクリエイティブワークをどうすれば切り替えられるのか?だが、スイッチングは複数の方法があるぞ。
まずは最もベーシックな時間帯での切り替え方法から実践するといいだろう。
例えば、昼間はルーティンワーク、夜からはクリエイティブワークのようにするのがベターかもしれない。
例えば、昼間働いてる社会人にとっての脅威は電話やメール対応、社内業務の対応だ。
クリエイティブな事を考えるには集中力が不可欠だ、電話や社内業務の対応がちょいちょい入ってくると思考は途切れ良い閃きもそこで中断されてしまうものだ。
しかし、ルーティンワークについてはやる事が決まっている為に邪魔や集中力が途切れても再開する事が出来る。
故に、最も理想的なのは思考の邪魔が多い時間帯はルーティンワークをやり、集中力を高める事が出来る時間帯はクリエイティブワークを行うのが理想と言える。
ニュータイプを目指すならまずはこれを体に覚えさせる事なんだ。
各言う俺はもっと高度なスイッチング手法を身につけているが、それは次の訓練で解説する事にしよう。
訓練その3
高度なスイッチングを身に付ける。
今回はこれが最終訓練だ!
しかーし!この訓練の難易度は高いぞ、簡単に修得出来ると思ったら大間違いだ。
もしも簡単に修得出来た貴様は既にニュータイプという事だ。
さてその訓練とは
強制スイッチング
であーる!
時間帯でのスイッチングが出来るようになったとしても、現実問題として朝から晩まで仕事し続けるのは色々と良くないねぇ。
そこで、強制的に思考を切り替える事を学ぶのだ。
貴様らは「パブロフの犬」というのを知っているか?
一度くらいは聞いた事があるだろう。
パブロフの犬とは簡単に言うと条件反射を植え付ける実験の事だ。
貴様らは犬ではないが人間という動物だ。
条件反射を自ら組込む事が出来るのであーる。
思考の強制スイッチングとは、ある条件を元に思考回路を切り替えるという事である。
例えば、場所、飲食物、音楽、映像、匂い、触感など五感に影響するものをスイッチとして選択するのが最も容易であーる。
貴様らは日常的に無意識になんらかの気持ちの切り替えを行っているはずだ。
いわゆる「気分転換」の類だな。
この気分転換を意識的に行う事で、脳の思考回路を強制的に切り替えてしまえ!というのが極意である!
スイッチの選択は何通りもあり何が正解かは色々試してみるのが良い。
入門編には場所や環境、音楽や匂いなどがいいかも知れないが別に何でも良いのだ。
スイッチングとは科学的に何をすれば脳が思考回路を切り替えてくれるわけではなく単なる思い込みがきっかけになるだけだ。
コーヒーを飲むとか、チョコレートを食べるとか、タバコを吸うとか、集中力が高まる音楽を聴くなど何でも良い。
スイッチは貴様自身に問いかけるが良い。
既にスイッチのかけらは手に入れているからな。
ただし、これを無意識でやるのと意識的にやるのとでは大きな違いだ。
思考のスイッチングを意識し、スイッチを使い、ルーティンワークとクリエイティブワークを切り替える事を日々繰り返し訓練する事で貴様の能力は何倍にも増幅されニュータイプの如く何倍もの速度で仕事をこなす事が出来るようになるのだ!
さあ、貴様らも訓練を重ねニュータイプへの道を開くのだ!
これにて今回の訓練を終了する!
全員行動開始!