COLUMN

アジカンに学ぶUSTREAMマーケティング戦略

海外ではアーティストのライブを、USTREAMで生放送することが一般的に
なりつつある様ですね。


日本ではアジカンこと、アジアンカンフージェネレーションが11月9日、
SHIBUYA-AX公演の模様をライブ配信し、視聴者は最高時に1万2000人を
超えたと発表していました。

 

アジカンは所属するソニーミュージックを説得し、先行してUst放送に
こぎ着けたのは、音楽業界では凄い事なんだと思います。


このアジカンのUstライブ、なんと当日は各メンバー毎にチャンネルが
用意され、メインチャンネルを合わせた計6チャンネルという、多チャン
ネル放送が実現していたんです。

 

当日はアンコールをのぞく本編のみの配信となった為、残念ながら
「ソニーとの契約上、アーカイブ化はされません」とのこと。
まぁ、当然。仕方ないでしょう。


また最近では年内で活動休止する、宇多田ヒカルの横浜アリーナ
コンサート「WILD LIFE」が、12/8にUstream中継も話題を呼びましたね。
こちらは会場に足を運べないファンへを思いやった、特別企画なんだと
思いますが...。


で、気になる宇多田ヒカルのUst生ライブ視聴者数ですが、Ustream Asia
からは34万5000人と発表されていました。同社がこれまで手がけた配信
の中で過去最大の記録で、最大同時接続数についても10万人を超えたとの
こと。


アルバムがなかなか売れない中、今後音楽業界でもFREEからの課金モデル、
マーケティング戦略が必要とされています。

 

担当:鈴木