COLUMN

LINEの気になる施設内アプリ「LINE Maps for Indoor」を使ってみました

こんにちはー。最近、妖怪ウォッチのようなビジネスモデルに憧れているレジェンドすずきです。さて今回はLINEが11/12にリリースした、ショッピングモールやデパートなどの施設内ナビゲーションアプリ「LINE Maps for Indoor」を早速試してきました!
「LINE Maps for Indoor」は、ショッピングモールやデパートなどの商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリサービスですね。目的の店舗やレストランを地図上をタップすると、現在地から目的地までを最短距離でナビゲーションしてくれるとか。
※LINE Maps for Indoor ダウンロード

やはり気になるのは、自分の位置を特定する技術(Wi-FiもしくはBluetooth)とその精度ですね。GPSの場合その距離的な精度は数メートルと言われています。この屋内のおける位置精度は、特に気になりますね。

【Part1 渋谷ヒカリエ編】


ということで、筆者は普段使い慣れないアンドロイド端末(FUJITSU ARROWS)を持って、いざ渋谷ヒカリエへ。さすがに12月の夕刻となると、クリスマスシーズンで行き交う人々も忙しそうに見える。

渋谷ヒカリエは無料Wi-Fi飛んでますね。今回は施設内のWi-Fiは使わず、持参したEMOBILEに接続。念のためBluetoothをONにしてアプリ起動。(Bluetooth起動必須とは書いてないけど)

周辺施設を選択すると、一番近い施設(渋谷ヒカリエ)が出てきます。私の場合6Fのレストランフロアから開始。しかし電波の感度が悪いのか、アプリは反応せず...。(T-T)

ところが2Fまでエスかレターで降りてくると、アプリが反応しはじめました。現在地を青丸で示してくれています。いろいろ動いてみますと、当然反応の良い、悪い箇所がありますがそこはご愛敬ということで。反応の良いところで、距離は2〜3メートルくらい自分が動くと、アプリMAP上の青丸も動く感じです。

【Part2 コレド日本橋編】


さぁ、続いてやって来たのはコレド日本橋。渋谷ヒカリエよりも、人が少なくてアプリ利用調査しやすい。感度もよくて1Fからアプリを立ち上げて入店すると、すぐに例の青丸が出ますね。ここも位置感度は2〜3メートルくらいでしょうか。

ここではナビゲーション機能で、2Fトイレの案内を開始。これさえあれば、商業施設内で緊急事態が起こっても安心!

勢いよくナビゲーション開始したものの、現在地から角を曲がってすぐだったので、ナビするほどの事は無かった...。
ではでは気分を改め、2Fから1FのATMへの案内開始。ちゃんとエスカレーターで移動すべし、との案内が表示されます。施設内なのでエスカレーターで2Fから1Fへと、下フロアへ移動する際もしっかり現在地(フロア)を認識。位置情報は平面だけではなく、立体的にも対応しているわけです。

【思ったこと】

現在この施設内ナビゲーションアプリ「LINE Maps for Indoor」ですが、Andoroid版だけがリリースされています。Google MAPもAndoroidアプリだけインドアに早くから対応しているだけあって、LINEもこのあたりの技術を活用しているのかぁ、と勝手に想像しております。
気になる位置情報の把握ですが、2〜3メートルの位置精度を保っておりました。持参したAndroid端末がSIM無しなので、4G、LTEといった通信環境では試せておりません。
大きな商業施設で自分が何処にいるのか分からなくなることって、ありますよね。あと駐車場の位置や、出口が分からないといった経験は誰にでもあると思います。
こういった身近な技術を使えば、体にハンディがある人にも使い勝手が良いサービスになるのでは無いかと思っております。LINEさんを見習って、当社もこういうサービスを打ち出していこうと思っております。