こんにちは。
最近、中学校の同窓会をきっかけに、懐かしい友達と連んで飲んでいるレジェンド鈴木です。
さて、当社は商業施設のスマホアプリを提供しておりまして、営業先で毎回必ず訊かれる質問があるのでまとめてみました。
その質問とは
EC系やゲーム系の会社さんを除いて、実店舗系のビジネスでスマホアプリを出す意味は何でしょう?そしてスマホアプリを出すくらいなので、WEBページは既に持っているわけです。この質問があまりにも多いので、私なりのスタンスで技術的かつマーケティング要素から見た見解をまとめます。
※当社でも商業施設さんのスマホアプリの企画開発&運用を行っております。いろいろ気づくこともあるので、記事については適宜更新していきます。気になる方はブックマークをお願いします。
たしかに、商業施設や実店舗系のビジネスで、スマホアプリを作って公開するとなると、結構な費用が掛かります。企画からアプリを開発会社さんに発注すると、iOS、Android合わせて数百万円といった費用が掛かります。
そこで、
「本当にそんなにお金を掛けるだけの、費用対効果あるの?」
「そもそもアプリだから出来ること、便利な事って何よ?」
といった疑問を誰しもが持つわけです。当然、この命題をおぼろげでもクリアしないと、アプリ企画を先に進めることが出来ません。
その違いについて述べますと...
スマホアプリは
・PUSH通知機能
アプリを起動していなくても、ユーザーにダイレクトに情報を通知することが出来る。
例)イベント情報、セール情報、新商品の入荷情報など
・GPSによるPUSH通知
アプリのGPS機能を利用して、店舗の商圏何キロメートルに入った時点でPUSH通知表示する。
例)店舗の半径3キロメートルに近づいた時点で「本日のセール品情報」がアプリに表示。
・クーポン配信(予約設定、属性セグメント)
店舗で利用できるクーポンを、知らせたい時刻で予約設定できます。また、ユーザー属性を取得していれば「神奈川県在住、30代、女性だけ」というセグメント送信もできます。ユーザーは店頭でアプリクーポンで表示し、その特典を受けられる。
例)飲食店の1ドリンクサービス券、商品の10%OFFクーポン、期間限定マッサージ10分延長券など
・ユーザー属性の把握
アプリ初回起動時に「生年月日(年代)、性別、住所(郵便番号)」などの登録でユーザー属性を把握。また、既に展開しているハウスカード(クレジットカード)などの個人情報との連携も可能。
「スマホアプリとWEBページの明確な違いが分かりません...。」 「スマホアプリだから出来て、WEBページで出来ない事って何?」
です。
「ユーザーに対し、伝えたい情報を主体的にダイレクトに発信できる」=主体的な情報発信
かたや、WEBは「欲しい情報を必要なときに調べて貰える」=受け身な情報公開
だと言えます。 スマホアプリは主体的な情報発信ツールで、WEBには出来ない事として下記機能があります。