COLUMN

人は何故走るのか?その14

今回は埼玉県滑川町にある「国営武蔵丘陵森林公園」にやってきました。「第4回森林公園ベジタブルマラソン」を走ります。そして初めて「林間コース」。 いつもダラーっと平坦な道しか走ってないので、グニャグニャとアップダウンしかない林間コースを走りきれるかどうか...かなり不安でした。森林公園は何回か行ったことがあり、いつもレンタルサイクルでコースを遊びで走っていて、アップダウンがキツイのは知ってましたから。 IMG_6058.JPG しかし、走り始めてすぐそんな不安は払拭されました。ご覧の通りコースがグニャグニャ、そして平坦な道がほとんど無いコースですが、山の中の自然を満喫しながら走ることができます。 今まで公道を走るレースよりも、とても楽しいし面白さを感じました。とにかく走っていて、次のキロメートル表示までコースが短く感じるのです。 そして気づいたことがあります。「この先の道が見えない、坂を登りきったらどうなっているのか?」下るのか、また登るのかさえ分からないわけです。常に刺激的な状態なのです!だから、走っていて全く脳が飽きません。いや、今までまっすぐなコースだと、先がだいたい見えてるから、走ることに脳が飽きていた事に気づきました。平坦なコースだと、たまにある大きな坂をだけで面食らってましたから...。 常に上り坂か下り坂しかないと、今までとは全く事情が異なります。とにかく上り坂は頑張る、そして下り坂は絶対にスピードを上げずピッチだけ上げて、足へのダメージを減らす走り方を心がけました。 IMG_6061 2.JPG 自分は林間コースが好きになりました。とにかく走っていて刺激的で楽しい。まさに自分の人生だと感じました。 このコースと走りについて、自分の人生に例えてみました。(あくまで私の個人的な見解ですw) 「まっすぐで平坦なコース」 → 会社員時代の生活 とにかくまっすぐ。平坦で安定したコースを走る。たまに坂があるとやたらシンドイ。でもゴールまでのコース(先)は見えている。だから知らず知らずのうちに脳が飽きてくる。 「アップダウンの激しい、グニャグニャの林間コース」 → 起業後の生活 とにかく刺激的!アップダウンも激しく、コースはグニャグニャしている。次のコーナーを曲がったら何があるかわからない。上り坂はシンドイけど、それが続くから、いちいちシンドイなんて言ってられない。当然下り坂もあるから、何にもしなくても調子に乗ってればスピードが出るときもある。だけど気をつけないと、下り坂でスピードを上げすぎる(ピッチを上げる)と、足にダメージが残って上り坂に対応できない。 IMG_6059.JPG 来月と4月はフルマラソンが控えてます。トレーニングに励まないとね。マラソンは人生そのものです。走っていて辛くなると「なんでこんなキツイことを好き好んでやってるの?」っていつも思いますよ。 おそらく端から見てもそうですよね。人生に例えると「なんで起業なんかして、そんなキツイこと好きこのんでやってるの?」って感じです。 でもでも、最初は確かにキツクて辛いことも、慣れてきて好きになると、怖いもの無しになってきますよw これが人生の醍醐味というやつなのかもしれません。その答えは棺桶の中に入る直前には分かると思ってます。 IMG_6060.JPG ■今回のペース記録 1キロ 4:50 2キロ 5:04 3キロ 4:46 4キロ 4:48 5キロ 4:47 6キロ 4:41 7キロ 4:47 8キロ 4:15 9キロ 4:15 10キロ 4:15 11キロ 4:15 12キロ 4:34 13キロ 4:43 14キロ 4:41 15キロ 4:38 16キロ 4:38 19キロ 4:44 20キロ 4:46 21キロ 5:04 ■人気の『人は何故走るのか?』シリーズアーカイブはこちら↓ 『人は何故走るのか? その13』(2015.11.29) 『人は何故走るのか? その12』(2015.5.10) 『人は何故走るのか? その11』(2015.2.28) 『人は何故走るのか? その10』(2014.11.23) 『人は何故走るのか? その9』(2014.4.12) 『人は何故走るのか? その8』(2014.3.3) 『人は何故走るのか? その7』(2013.11.24) 『人は何故走るのか?その6』(2013.4.15) 『人は何故走るのか?その5』(2013.3.4) 『人は何故走るのか?その4』(2012.11.26) 『人は何故走るのか?その3』(2012.11.19) 『人は何故走るのか?その2』(2012.3.4) 『人は何故走るのか?』(2011.3.6) 『ハーフマラソン完走したで!』(2010.12.5) 『会社経営とはマラソンみたいなもの...』(2010.3.14)