COLUMN

人は何故走るのか?その14

今回は埼玉県滑川町にある「国営武蔵丘陵森林公園」にやってきました。「第4回森林公園ベジタブルマラソン」を走ります。そして初めて「林間コース」。
いつもダラーっと平坦な道しか走ってないので、グニャグニャとアップダウンしかない林間コースを走りきれるかどうか...かなり不安でした。森林公園は何回か行ったことがあり、いつもレンタルサイクルでコースを遊びで走っていて、アップダウンがキツイのは知ってましたから。

しかし、走り始めてすぐそんな不安は払拭されました。ご覧の通りコースがグニャグニャ、そして平坦な道がほとんど無いコースですが、山の中の自然を満喫しながら走ることができます。
今まで公道を走るレースよりも、とても楽しいし面白さを感じました。とにかく走っていて、次のキロメートル表示までコースが短く感じるのです。
そして気づいたことがあります。「この先の道が見えない、坂を登りきったらどうなっているのか?」下るのか、また登るのかさえ分からないわけです。常に刺激的な状態なのです!だから、走っていて全く脳が飽きません。いや、今までまっすぐなコースだと、先がだいたい見えてるから、走ることに脳が飽きていた事に気づきました。平坦なコースだと、たまにある大きな坂をだけで面食らってましたから...。
常に上り坂か下り坂しかないと、今までとは全く事情が異なります。とにかく上り坂は頑張る、そして下り坂は絶対にスピードを上げずピッチだけ上げて、足へのダメージを減らす走り方を心がけました。

自分は林間コースが好きになりました。とにかく走っていて刺激的で楽しい。まさに自分の人生だと感じました。
このコースと走りについて、自分の人生に例えてみました。(あくまで私の個人的な見解ですw)
「まっすぐで平坦なコース」 → 会社員時代の生活
とにかくまっすぐ。平坦で安定したコースを走る。たまに坂があるとやたらシンドイ。でもゴールまでのコース(先)は見えている。だから知らず知らずのうちに脳が飽きてくる。
「アップダウンの激しい、グニャグニャの林間コース」 → 起業後の生活
とにかく刺激的!アップダウンも激しく、コースはグニャグニャしている。次のコーナーを曲がったら何があるかわからない。上り坂はシンドイけど、それが続くから、いちいちシンドイなんて言ってられない。当然下り坂もあるから、何にもしなくても調子に乗ってればスピードが出るときもある。だけど気をつけないと、下り坂でスピードを上げすぎる(ピッチを上げる)と、足にダメージが残って上り坂に対応できない。

来月と4月はフルマラソンが控えてます。トレーニングに励まないとね。マラソンは人生そのものです。走っていて辛くなると「なんでこんなキツイことを好き好んでやってるの?」っていつも思いますよ。
おそらく端から見てもそうですよね。人生に例えると「なんで起業なんかして、そんなキツイこと好きこのんでやってるの?」って感じです。
でもでも、最初は確かにキツクて辛いことも、慣れてきて好きになると、怖いもの無しになってきますよw
これが人生の醍醐味というやつなのかもしれません。その答えは棺桶の中に入る直前には分かると思ってます。

■今回のペース記録
1キロ 4:50
2キロ 5:04
3キロ 4:46
4キロ 4:48
5キロ 4:47
6キロ 4:41
7キロ 4:47
8キロ 4:15
9キロ 4:15
10キロ 4:15
11キロ 4:15
12キロ 4:34
13キロ 4:43
14キロ 4:41
15キロ 4:38
16キロ 4:38
19キロ 4:44
20キロ 4:46
21キロ 5:04