COLUMN

人は何故走るのか?その17

新年あけましておめでとうございます!ご挨拶がおそくなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。 さぁ、今年もやってきましたよ!第5回森林公園ベジタブルマラソン大会。昨年から2回目の参加です。このコースの特徴は山林の大自然のサイクリングコースを走る、とにかくアップダウン、グネグネの山道が続きフラットな道がほとんどない!というとんでもないコースなんです。 でもでも、昨年初めて参加して感じたことは、ずーっとまっすぐで平坦なコースを走るより楽しい!ということ。 IMG_6834.jpg 先が見えない、上りがキツイ!しんどいコースですが、どうやら自分には向いているようです。 昨年11月の横須賀シーサイドマラソンでは、トレーニング不足、足がつる、暖かい気温に対応できず脱水症状となり過去最低のタイム...。屈辱を味わいました...。(全部自己責任なのです (>_<)) 6年連続で出ている大会にも関わらず自分が情けなかった。 今回はその大失敗の恐怖を乗り越えたい、自分のペースを取り戻したい、と望んだレース。練習は不十分だったけど、周りに影響を受ける事なく自分の走りを貫きました。結果、1時間44分59秒という事で、目標の1時間45分(1キロ5分ペース)どおりの走りができて満足しています。完全復活できたと、自信を取り戻せました。 今回走りながら考えたこと、それは下り坂ではとばさない、足にダメージが掛からない走りをして、連続する上りに備えるということです。人生もそうですが、何もせずに上手くいく時もあります。 知らない間に下りでスピードが出る時もあるのです。でも、そんな時こそスピードは程々にしておいて、足にダメージが残らない走りを意識します。必ずやってくる苦しい時のために、力を温存すること。そう構えていれば、一見苦しそうな上り坂、人生でいう窮地もテンポよく走りきることができるのです。 そんな走りをしている私は、当然下り坂でスピードを落とします。他の選手は逆ですから、ドンドン後ろから抜かれます。でもそれで良いのです。 マラソンは自分との戦い。だから誰に抜かれようが、決めた目標に向かって走れば良いのです。人と競い合う必要はありません。 そして、しんどそうに足を引きずって歩いている人がいたら「ガンバレー、ファイト!」って声を掛けてあげれば良い。そんな時は自分もとてもしんどい時なのですが、人に元気をあげると実は自分も元気になるのです。 これはとても不思議なことです。マラソンをしていなければ、決して気付かなかったでしょう。 という事で4月のフルマラソンに向けて、トレーニングに励もうと思います。ハーフはあくまでフルマラソンを完走する、目標サブ4(フルマラソン4時間を切ること)達成のための実践練習に過ぎません。 人生はマラソンみたいなもの。このブログのお題で毎回、マラソン大会の帰りの電車でブログを書いていますが、ネタが尽きません。ただ走る、というスポーツですがそれだけ奥が深いのです。それがまさに人生なのでしょう。 ■今回のペース記録 1時間44分59秒 1キロ 4:50 2キロ 4:50 3キロ 5:08 4キロ 4:42 5キロ 4:44 6キロ 4:41 7キロ 4:38 8キロ 4:38 9キロ 4:38 10キロ 4:42 11キロ 4:42 12キロ 5:03 13キロ 4:41 14キロ 4:56 15キロ 4:50 16キロ 4:58 17キロ 5:29 18キロ 5:28 19キロ 5:03 20キロ 5:22 21キロ 6:00くらい? ■人気の『人は何故走るのか?』シリーズアーカイブはこちら↓ 『人は何故走るのか? その16』(2016.11.20) 『人は何故走るのか? その15』(2016.2.14) 『人は何故走るのか? その14』(2016.1.11) 『人は何故走るのか? その13』(2015.11.29) 『人は何故走るのか? その12』(2015.5.10) 『人は何故走るのか? その11』(2015.2.28) 『人は何故走るのか? その10』(2014.11.23) 『人は何故走るのか? その9』(2014.4.12) 『人は何故走るのか? その8』(2014.3.3) 『人は何故走るのか? その7』(2013.11.24) 『人は何故走るのか?その6』(2013.4.15) 『人は何故走るのか?その5』(2013.3.4) 『人は何故走るのか?その4』(2012.11.26) 『人は何故走るのか?その3』(2012.11.19) 『人は何故走るのか?その2』(2012.3.4) 『人は何故走るのか?』(2011.3.6) 『ハーフマラソン完走したで!』(2010.12.5) 『会社経営とはマラソンみたいなもの...』(2010.3.14)