COLUMN

インドの足「オートリクシャー」と「UBER」を乗り比べてみた!

みなさん、こんにちはー。ご無沙汰しております、レジェンド鈴木でございます!
 
先日、GWにインドのハイデラバードに行って来ました。ハイデラバードはインドの4大都市の一つ。人口780万人の大都市で、近代化が進むインドにおいてバンガロールに次ぐIT都市です。世界の有名IT企業が進出している街なんですね。
 
ここハイデラバードに来たのは、大学の卒業旅行以来で2回目。とにかく人の数が多すぎる!車、バイク、オートリクシャー、自転車が24時間走りまくり、クラクションの音が常に鳴り響いています。慢性的な交通状態が深刻な問題になっているそうです。インド2日目の午後、市街地のホテルから遺跡ゴールゴンダフォートまでを、今話題のUBERとインドの足オートリキシャーを使って移動してみました。
 
インドには地元OLAというUBERと同じ配車サービスがありますが、今回はアプリインストール済みのUBERを利用してみます。どれだけ使いやすいか試してみます。



インドはスズキの車がたくさん走っていますね。現地では合弁会社なので「MULTI SUZUKI」というメーカー名。スイフトがダントツ多かったかな。


ちなみにOLAの車両はこんな感じですね。UBERよりも車がきれいで目立っていました。数量的にはUBERはOLAの1/10くらいでしたね。
 
土地勘の無い旅行者にとって、UBERはめちゃくちゃ便利!オートリキシャーの場合、ドライバーと値段交渉して行き先を告げるのが結構めんどくさいのですが、事前にピックアップ場所と行き先を登録するので大変楽です。インドでは料金支払いはドライバーへの現金払いのみで、クレジットカードでの事前支払いは出来ませんでした。


UBERのアプリを開き行きたい場所、今回は「ゴールゴンダフォート(The goal Gonda Fort)」と入力し検索します。すると、その場所までのだいたいの順路と時間が示され、同時に金額が表示されます。UBER POOLは乗り合い車両なので一番安いのですが、今回は単独利用のUBER GOを利用しました。最後に自分がいる位置情報をGPSで確認し、MAPにピンドロップで指定します。

 
それから10分くらいでしょうか、指定した車両は到着前にアプリに「まもなく到着するよー」というプッシュ通知を送ってきます。そして、リクエストに応じたUBERドライバーの情報が画面の下に表示されます。車のナンバー、ドライバーの顔写真、名前、評価、車種などがとても分かりやすく表示されるので非常に安心感があります。



 

 

きたきた!到着したUBERに乗り込み、いざゴールゴンダフォートへ!

 

 

UBERからの車窓動画です。普通の乗用車にiPhoneが装備され、行き先までのルートがしっかり表示されます。目的地への到着時には、あらかじめ表示された料金を支払います。20分くらいで距離は10キロく、料金は225ルピー(日本円でおよそ382円)でした。



久しぶりのやってきたゴールゴンダフォート。インド人観光客で賑わっています。


ここは広すぎて、一日で全部を見て回るのは難しいですね。
 
そしてそして!ゴールゴンダフォートの門を出た瞬間、モーレツな勢いでオートリキシャーの勧誘攻めに遭遇します。正直何を言っているのかわかりません。次の行き先を伝えると500ルピーと行ってきたので、UBERで予め試算すると200ルピーだったぞ!と言って怒り気味に交渉し、なんとか半額の250ルピーに値下げしてもらいました。インド人なら、たぶん150ルピーくらいで乗せるんだと思いますが…(´д`)


オートリキシャーはこんな感じのバイク型三輪車です。渋滞の中でも車の合間を割って走ることができますね。ということで、次の寺院までレッツゴー!

 

 

オートリキシャーからの車窓動画です。風を切って走るので涼しく、豪快に飛ばすので遊園地の絶叫マシンに乗っているような気分を味わえます。
 
ということで、インド滞在中は結果的にオートリキシャーばかり乗っていました。ドライバーと値切り交渉が出来る人(苦にならない人)はオートリキシャー。面倒な人はUBERが便利ですね。オートリキシャーで値切ったところで、結果的には現地インド人の2倍くらいの料金になっていると思います。UBERとほぼ同じくらいになります。
 
オートリキシャーのドライバーは多種多様で、歌を歌い出す人、アンドロイド端末のGoogle Mapを利用してきっちり目的地を調べる人、全くしゃべらない人、乗車前には100ルピーだと言っておいて降りるときに150ルピー請求する人…。と、いろんなドライバーがいましたが、「郷に入り手郷に従え!」インド??の全てを味わいたいなら、やはりオートリキシャーが最強だと思いました。(´д`)