みなさん、こんにちは!先日、中国に行った際に微信アプリ(WeChat Pay)を使って初めて決済してみました。中国の電子決済はアリババ集団のアリペイ、そして微信(WeChat Pay)が主流でとても便利と聞いていました。マネーチャージの仕方や使い勝手について、レポートしたいと思います。
まず微信アプリをスマホにダウンロードし、基本情報などを入力します。その際に銀行カードの登録、クレジットカード登録で決済機能を有効化が必要です。そして、肝心のマネーチャージですが、なんと日本の銀行口座やクレジットカードから、お金をチャージしておくことは出来ません、中国現地の銀行口座が必要なんです。
このあたりはかなりハードルが高いので、別の方法を調べたところ、成田空港、羽田空港にあるポケットチェンジという券売機みたいな機械から、微信(電子マネー)にチャージできることが分かりました。
成田空港にあるポケットチェンジ機。ちなみに、いくつかの外国紙幣に対応しており、SUICAやWAONといった電子マネーにもチャージすることができる優れものです。しかーし!なぜか中国紙幣が入らず、時間切れで諦めることに…。並んでいたお兄さんと「なんでお札が入らないんだろう?」とお互い困惑していました。(´。`)
※ちなみに、帰国後に同じ機械を利用したところ、残った中国紙幣は無事に入りSUICAに電子マネーとしてチャージできました。かなり便利な機械です。
微信アプリにチャージするもう一つの方法、それは中国人に直接現金を支払い、微信アプリで送金してもらう!です。とりあえずいざ中国へ!
やってきました、広東省深セン市の電子市場です。早速、EXCHANGE(両替商)を訪れ両替後、直接200元を支払い微信に送金してもらうことに成功しました。
そして、Baiduタクシーに乗り込み微信アプリでの決済にチャレンジ!タクシー内で微信アプリを立ち上げ、料金13.5元をスマホに入力。その後、車内にあるQRコードを読み込めば支払い成立です!レシートもなければおつりもありません。本当に便利です!
※微信アプリ、QRコードスキャンのイメージです。なかなか良く出来たアプリです。
※残高表示の画面イメージです。
マクドナルドにやってきました。
店内設置されたタッチパネルでメニューを選び、微信で決済すればあとはカウンターで商品を受け取るだけ。もちろんカウンターでも注文できますが、人が多すぎる中国ではメチャ便利です。あとは日本のマクドナルドほぼ同じなのですが、一つ違う点として食べ終わった後のトレーは店員さんが片付けてくれます。シェイシェイ!
中国といえば自転車!そう、このシェア自転車のofo(オッフォー)やモバイクですね。最近ニュースで中国国内で大量に放置されていることが問題になっていると知りました。確かに街でみんな乗っているのですが、パンクしたり、車輪がガタガタになったシェア自転車が至る所に散乱しています…。
こちらの利用方法ですが、スマホアプリの微信でQRコードを読み取り、送信されたコードで解錠して乗るみたいです。降りた時に利用者スマホのGPS情報がセンターに送信され、微信で自動決済される仕組みになっています。事前登録にデポジットなどが必要ということで、今回は利用できませんでした、残念。
レストランの微信がこれまた便利!
ショッピングセンター内の四川料理店にやってきました。
各テーブルに貼ってあるQRコードを微信アプリで読み込むと次の様な画面が出てきます。
そう、一目瞭然なのですが、自分のスマホの微信アプリで注文を行い、その場で決済が完了します。注文内容は直接厨房に届きますので、すぐに食べたい料理を作ってもらえるわけですね、超便利!この仕組みですと「オーダー入っていませんでした〜」なんて言う残念な事態は起こらないのです。
ツアツの四川料理が届きました!
中国国内では微信、アリペイといったスマホ電子決済が進んでいます。インドもそうなのですが、偽金紙幣が出回っているため電子マネーのほうが信頼されるんですね…。だから政府もどんどん推奨するし、どんどん普及しているようです。中国のお店では99.9%利用できるとか。レジも釣り銭もレシートも要りません。本当に便利です。
日本政府も電子マネー決済を推進しつつありますが、紙幣に対する信頼度が高いため、まだまだ紙幣利用は無くならないような気がします。また、楽天カードやSUICA、nanaco、WAONと多種多様の決済があるため消費者も、利用方法が偏りがちですよね。
私は最近個人的に、できるだけ電子決済だけで生活しようと試みています。ただ電子決済の方法が一つに絞り込めないので、やや不便です。例えばコンビニでは
ローソン → LINE Pay
セブンイレブン → nanaco
ファミリーマート → SUICA
と使い分けています。最近使い始めたLINE Payはなかなか面白いです。
それではまた。