COLUMN

忘れる読書 08 〜サーチする読書〜

みなさん、こんにちは。昨日からNETFLIXで公開開始となったドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン ラストダンス」にハマっているレジェンド鈴木です。1990年代の思い出がよみがえると共に、知られざるジョーダンの苦境に心打たれています…。(´。`)

 

さて、今回はサーチ的な読書思考についてお伝えしたいと思います。みなさん、読書する時には何かしら期待を持っていると思います。

 

私の場合、特にビジネス書を読む時には

「今、こんな悩みがあるからそれを解決したい」
「この本のタイトルからして、こんな情報が得られたら良いな」と、思って本を読むようにしています。

その本に期待する、お目当ての情報、エッセンスを取り出すということ、それが読書だと思っています。

 

最初から最後まで全部読まないと損した気がする…という考えは捨てましょう。実際に私もそうでした。その本から必要なエッセンスが取り出せれば良いわけです。あまり重要では無い箇所をじっくり読んでしまうことのほうが、時間がもったいないのです。

忘れる読書

私はビジネス書を読む時は、雑誌感覚で読書して良いと思っています。例えば、ファッション雑誌であれば、お目当ての企画ページを読んだり、ペラペラめくって、気になる服をチェックしたりしますよね。これが”サーチする読書”のコツです。

 

目の前にある本に期待することを明確にして、読み始めます。。まずは目次からはじまり、全体をペラペラと最後まで見てしまいます。小説では無いので最後の結論を見ても、ネタバレしてガッカリすることはありません。

 

そして、気になった章やページから先に読んでいきます。良いなぁ、という箇所はじっくり読みます。大した内容ではない、この言い回しは知っている、といった箇所はサラッと流してしまいます。ここで気になる箇所に付箋を貼ることをお忘れ無く。

 

おそらくビジネス書に関して言えば、自分が選りすぐった本であっても、重要だと思える箇所は全体の10%未満です。そう思うほうが気楽に読書が楽しめます。

 

今までの読書法を捨てることに抵抗があるかも知れませんが、すぐに慣れてくると思います。気になる方は、”サーチする読書”をぜひ試してみて下さいね。