COLUMN

忘れる読書 14 〜基本書籍を読んでみよう!〜

最近、ビジネス書や文学作品の基本書籍を読んでみようと思っています。いわゆる、多く人が高評価しいて、多くの人が推薦していて長年愛されている本ですね。

 

「自分は一体どれくらい基本書籍を読んでいるのだろうか?」そんなことを、いつもぼんやりと思っていました。

 

ビジネス書の場合、良書はいろんな書籍において、参考文献として出てきます。また、小説などにおいては、表現方法などを真似されていることも多いと思います。

 

個人的には何かの技術を習得する際には、必ず基本から学ぶようにしています。私は基礎、物事の構造から知ることが好きなんだと思います。

 

大人になると、仕事にしても趣味にしても、どうしても応用から入り、時間を節約しようとする思考が働いてしまし邪魔しがちです。

 


何事に置いても、基本が出来ているほうが、応用を取り入れやすいし、スランプになった時も基本に戻ることが出来るので良いと思っています。もちろん、めんどくさくて時間が掛かることは否めません。

 

私の場合、とりあえず、分が興味あること、面白そうだなぁ、と思うことを始めるわけです。
そして継続して楽しくなってくると、それを極めるために、やっぱり基礎から学びたくなりますね。

 

少し話は脱線します。例えば、私が12年間続けているマラソンもそうです。最初はただ、朝起きて決まったコースを走るだけでした。しかし、2年くらい続けているうちにハーフマラソン、フルマラソンにチャレンジするようになりました。

 

当然、マラソンの基礎を知らず、ただ走っていてもタイムを上げることは出来ません。そして、タイムを上げるために、基本的な走り方フォームの改善、練習方法の変更、レースでのペース配分と栄養の取り方など、基本をずいぶん学ぶことになりました。その成果として、目標タイムを達成できた時、とても充実感を得ることが出来たのです。

また、17年くらい前の話になりますが、パソコンを基本から学ぼう!と思い立ったことがありました。当時はソフトウェアメーカーに勤めていましたので、ソフトウェアのプログラミングから入る、というよりもその前段階、パソコンの仕組みはどうなっているのか、ハードから作ることに興味を持っていました。

 

ソフトウェアはOSの上で動いており、OSというのはパソコンというハードが無ければ動きません。そのパソコンの中身はどうなっているのか?今まで自分にとっては、未知のブラックボックスだったのです。

 

当時、近所のパソコン工房に行って、店員さんと相談してマザーボードや、CPU、ハードディスク、などを購入して3日くらいかけてパソコンを組み立てました。そして、OSがどうやって動いているのか、BIOSなどを学び、メモリー、ハードディスクの設置方法を理解しました。Windows XPをインストールして動いた時の感動は忘れられないですね。

 

当時は20万円くらいかけて、自作パソコンに取り組みました。当時でも20万円だせば、普通のノートPCなら購入できたのですが…。そのおかげで、OS上でソフトウェアがどうやって動いているのか、知ることができました。

 

自信になりますね、基礎というか、物理的に基礎を学ぶことが出来たのは、大きかったと思います。そういう経験から、気になったことはまずは始めてみることが大事。そして基礎を学ぶことで、その興味は広がりますし、その後の応用力もついてきます。

 

今、読んでいる基本書籍は、山口周さんの「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」に”ビジネス書マンダラ”の記載を参考に、コアとなるこれらの本です。


・MBAマーケティング グロービス経営大学院 著
・ざっくり分かるファイナンス 石野雄一 著
・問題解決プロフェッショナル 斎藤嘉則 著
 など

 

ビジネスの基本書の次は、日本の文学作品を読むことにします。気になっているのは、夏目漱石、芥川龍之介あたりです。少し前に川端康成を読みましたが、シンプルで分かりやすい印象でした。

 

それではまた。