こんにちは、レジェンド鈴木です。今回のテーマは前回に続き、リアルとバーチャルが融合する世界について5G技術を交えて考えてみたいと思います。
5Gについては昨今、対応端末や通信会社各社がサービスを開始している注目の技術ですね。5Gの強みといえば、やはり高速で遅延しない通信回線でできること、リッチなコンテンツを低遅延で配信できることです。通信速度は4Gの最大100倍とのこと！
では、このリッチな回線を利用して、どんな技術があって、人類が今まで抱えていた課題をどうやって解決してくれるのか？について、気になるところですよね。
先月開催された、NTTドコモ、NTTドコモ・ベンチャーズ主催「docomo 5G DX AWARDS™ 2020 最終選考会」の内容をを交えて考察を述べさせていただきます。気になる方はこちら（YouTube）から、アーカイブ動画をご覧いただけます。
同コンテストは、産業の高度化や働き方改革、街づくり、教育、ヘルスケアをテーマとして、各企業が保有する技術やプロダクト、サービスを募集し、5Gの活用意義を審査し表彰することが目的です。
とてもハイレベルな発表会となり、登壇された10社の技術はどれも見応えがあり、とても勉強になりました。
どのビジネスモデルも近い未来のもの、すでに実用化されているビジネスが多かったと思います。審査結果の指標としても、5Gを使うことでよりリッチで便利な世界を創造できる、というビジネスモデルが高く評価された様です。
個人的に良かったと思うビジネスモデルは、教育関連のAMATELUS株式会社の360度映像ですね…。また医療、自動運転の分野における5Gは技術革命、人間の生活をより豊かにする事も実感できました。
今のウィズコロナ時代において、人が一箇所に集まることは必要でなくなり、いかに目の前で、かつその場に行かずしてリアルを体験できるか、その体験を人と共有できるか、ということが重要になってきますね。
また、ームの世界でのアバター体験や、ネットコミュニケーションを通して、多くの人がその体験を実感し身近に感じ始めていますね。そして、今までの2D映像ではなく、3D映像、AR、VR体験というのが当たり前になってくることでしょう。
人がその場に居なくても、あたかもそこに居るような体験ができる…。
近い将来、今自分が居る世界がリアルなのか、バーチャルなのか混乱して分からなくなる、そんなことが日常茶飯事に起こることでしょう。夢から覚めたつもりが、まだ夢の中だった…みたいな体験ですね。
でもきっと、その時はその混乱はリアルでもバーチャルの融合でも、どっちでも良かったりするのでしょうね。