COLUMN

『人は何故走るのか その6』

昨日、戸田・彩湖フルマラソンに参加。初めてのフルマラソンということで、かなり張り切って行きましたが、ほろ苦いデビューとなりました。フルマラソンの熱い洗礼を浴びた、と言った方がいいかな。
ということで、毎回恒例のマラソン大会に出る度に「人は何故走るのか?」というテーマについて、走りながらながら考えたことを徒然なるままに書いてみる。(もうこのシリーズ、性懲りもなく6回目!)


このフルマラソン、1週5キロ弱の彩湖の周囲を9周するというレース。私のスパーコンピュータの計算によれば1週あたり26分で走れば、4時間を切ることができるというのだ。
ちなみに、1周する度に電光掲示板にLAPタイムが表示される。走り出してすぐに「これはイケル、余裕だぜ!」という感じ。前半は結構順調で、自分でも恐ろしいくらいだった。
「初フルマラソンで4時間きってやる!」と意気込んでいたのに、5時間21分という結果に...。(´д`)言い訳がましいようだが、ハーフマラソン1時間38分で走れても、単純にその倍のタイムにはならないのだ!
だいたい覚えている限りのLAPタイムを記載しておこう。(公表するほどのものではないから恥ずかしいけど)。次回の自分の為に。


周回数 LAPタイム
1週目 26分 お、結構良い感じ!
2週目 22分 問題ないねぇ、気持ちよくなってきた。
3週目 22分 絶好調
4週目 23分 絶好調!
5週目 26分 そろそろ、半分だな。意外とまだいけるぜ。
6週目 31分 ん?後半なんか足が動かねぇぞ...。おかしい。
7週目 75分? やべ、足固まった。両足つってる、膝が曲がらん。フリーズ!うげっ、マジでリタイアしたい...。誰かたぢけて...。
8週目 55分 執念の復活。歩いてでも、止まってでもゴールしてやる!
9週目 45分 ここまで来たら、ま、負けられん!
ま、とにかく今回はどんな結果でも、自分には「ナイスチャレンジ!」と言いたい。だって、やってみなければ自分の限界だって分からなかったわけで。これで、次回フルマラソンの対策ができる。
結論、初フルマラソンなのに、最初から調子に乗って全力疾走して、後半早々に足がオーバーヒートした、ってこと。でも、調子乗っていることは良いことだと思うけどね。

「人は何故走るのか?」今回の気づき、まとめ。
走るのが速い遅い、男女、年齢なんて関係ない。走ってやろう!という気持ちが重要なんだな。この大会ではウルトラマラソンといって70キロを走っている方も大勢いました。70キロってどんな人が走るの!?と鉄人みたいなイメージ持つけど、普通の人ばっかり。
一歩一歩、止まってでも、歩いてでも前に向かって動いていれば、絶対にゴール(目標)に辿り着くことができる。だから諦めるな!
どんなに苦しくても、人は前進していく生き物。本来前向きな生物なんだな。自分もそうなんだ。
とにかく立ち止まっても、駄目だと思っても、諦めなければいいんだ。
フルマラソンなんて誰がやるの?って思ってたけど、周り見たら1,000人以上もそんな人達がいる。人生は誰がなんと言おうと、自分がやりたいことをやって、それを貫けばいい。
走り終わったら「あ、こんなもんか。リタイアしなくて良かった。」って思う。人生もそうだ。困難なことがあっても、クリアして振り返ってみれば大したことじゃない。(筋肉痛がハンバないけどね)
フルマラソンを走ってみたら、また次の目標が出てくる。人生もマラソンもチャレンジしていくことが重要。チャレンジしてクリアすれば、次の目標が見えてくる。
ということで、まだまだつづく!