COLUMN

2014年!デジタル・IT分野の商品、サービスのトレンド予想をしてみた!

あけましておめでとうございます!
デジタルオーガナイザー遠山です。
本年も気まぐれでブログを更新していきますよー!

さて、今年一発目のブログ更新ですが、2014年デジタル・ITに関するトレンドを勝手気ままに予想してみました!!基本的には2013年の注目分野の動向予想という感じですかね。

 

それでは、張り切ってどうぞー!

 

O2O−オムニチャネル

 

まずはRealiDのメイン事業でもあるO2O-オムニチャネルの分野から。
O2Oは最早基本ですが、今までのクーポン配布やSNSでの情報配信から抜け出します。

単純な個人情報プラス、購買履歴、位置情報などからパーソナライズ化された情報が、個人の持つスマホを介して、情報のやり取りが実現します。

例えば顧客が入店した際にはBluetoothでスマホにプッシュ通知を送信し、その人に合ったセールや新製品のお得情報を送信したり、商品をチェックすると自動で商品の詳細やコーディネートがスマホアプリで表示されます。
その場では買わなかったとしても、詳細をチェックした商品がセールなどで安くなったときには通知が送られたり、購買履歴に基づいた情報配信が可能になります。

上記は一例ですが、スマホアプリや、iBeaconなどの技術が必要になりますが、RealiDのサービス『ソーシャルダイン』でもすでに商品化を始めていますし、精密位置情報ベースのシステムを試験導入が様々なところで実施されています。

商業施設のマルチユース型CMS『Social Dyne(ソーシャルダイン)』

『米国で噂Appleの秘密兵器「iBeacon」でO2Oサービスの企画開発するぞ!』

また、2013年は、店舗で商品を見て、ネットで購入するショールーミングという言葉も使われるようになりました。商品のバーコードを撮影すると、その商品の価格や色などの詳細情報やコーディネートの例などを見ることができ、アプリから購入が出来る「WEAR」が波紋を呼びました。
また、ユナイテッドアローズでは店舗のみで購入する顧客より、店舗とECどちらも利用する顧客の方が、3倍も売り上げが高いなんてデータもあるそうです。

O2Oショッピングの新しい形!?WEAR(ウェア)をパルコで体験してきた!

ユナイテッドアローズ O2O戦略への取り組み

 

ウエアラブル ガジェット

一番有名なところではGoogleGlassですが、他にも指輪型や、時計型などすでに色々な製品が開発・販売されています。
2013年は、腕時計型のソニーの「SmartWatch 2 SW2」と、サムスンの「GALAXY Gear」。腕輪型として「Jawbone UP」「FuelBand 」 「Fitbit One」 などが実際発売されましたね。
2014年発売では指輪型の「Ring」が気になるところ。どうなることでしょう。
現在発売中の物はヘルス&フィットネスがメインな気がしますが、アップルがiWatchを発売することになればウエアラブル機器は一気に盛り上がること間違いなしです。

 

あらゆるデバイスをジェスチャーでコントロールできるという指輪型のウェアラブル端末「Ring」

EC

 

2013年BASEやStore.jpなどの簡単にECサイトを作れるサービスが流行し、Yahooショッピングの出店料無料化のインパクトがありました。圧倒的ユーザー数を誇るLINEのECサイトLINEモールも開始され、競争は激化していきますね。
2014年は、完全にターゲットはスマホユーザーがメインになります。
また、FANCY、Origamiといった、ソーシャルコマース、キュレーションコマースといったところも面白いです。FANCYでは伊勢丹がまず国内第1号店を出店していますし、新しいサービスを積極的に取り入てていこうという動きは年々強くなっています。

FANCY伊勢丹オフィシャルページ

 

クラウドファウンディング

2013年「業界特化型!?国内の新しいクラウドファウンディング7選」という記事を書きました。
2014年では特にアーティストや、漫画家、小説家といった人がクラウドファウンディングを利用してデビューしていくと思います。アニメやゲームでもクラウドファウンディングから誕生する作品が生まれてきています。例えば、東北ずん子のボーカロイド化は500万円以上の支援がありました。すでにアメリカなど海外では映画やアニメ、ゲーム、マンガなど、様々なサブカルチャーでの新しい収入の形になっています。ユーザーにとっても値段によってよりリッチな体験が出来るというのは、日本の凝り固まった業界では、かなりの革新になるのではないでしょうか。

WEB

 

スマホファーストは最早常識となりましたね。ただ、スマホやタブレットに対応出来ていないサイトはまだまだ数多くあります。この辺の再構築が進みます。FLASHとかはほぼ姿を消すでしょう。RealiDのサイトではレスポンシブデザインを採用し、最近はWEBサイト制作案件でもレスポンシブデザインを基本として提案しています。
また、2014年は第3のモバイルOS「Tizen」と「Firefox OS」がいよいよ出てきます。これらはHTML5が基本となっているので、HTML5がまた注目を集めそうです。

ケータイWATCH TizenとFirefox OSから見え隠れするスマホのこれから

 

3Dプリント

 

CMやニュースでもすでに取り上げられていますが、2014年は3Dプリントがより普及します。航空宇宙、自動車などではプロトタイプの製作から、ねじのような小さな部品まで。また医療では、人口臓器、皮膚、血管など生体物質を組み集める「バイオプリンティング」。建築物の模型なんかも設計図があれば簡単に出来ちゃうわけですね。
家庭用の3Dプリンターも普及します。例えばアクセサリーや、スマホケース、花瓶、コップ、フィギュアは3Dデータを用意すれば簡単に製作できるようになりますね。面白い事例として、2014年春公開の映画『地球防衛未亡人』で壇蜜が演じる「ダン隊員」の3Dデータが発売されます。家のプリンターで檀蜜が作れるわけですwこんなキャンペーンも増えていくのは間違いないですね。
マイナビニュース 檀蜜を3Dプリンタで出力できるデータの発売が決定

DMM 3Dプリントでは3Dプリンターでの作製だけじゃなく販売まで出来ちゃいます。

最後に

他にも紹介したいものはありますが、勝手気ままにトレンド予想してみました!どうでしょうか? 今年2014年、楽しみになってきませんか笑?
新しい技術やアイテムは、より生活を便利にしてくれるはずです。
2014年、面白いサービスや製品は早く体験してブログで紹介していければいいなーと思っておりますので、今年もよろしくお願いします!!